富山県の特色

富山県での転職やUターン・Iターンを検討する方に向けて、富山県の基本情報、産業・仕事、暮らし、子育て・教育環境などを紹介しています。

人口、求人倍率、平均年収、家賃相場などのデータも参考にしながら、仕事と生活の両面から富山県で働く・暮らすイメージを深められる地域情報です。

転職先だけでなく、移住後の暮らしや中長期的なキャリア形成を考える際の参考情報としてご活用ください。

富山県の基本情報

面積
4,248k㎡
富山県 4,248
東京 2,200
東京の 約1.9倍 の広さ
人口
100万人
富山県 100万
東京 1,418万
東京の 約14分の1 の規模
人口密度
235人/k㎡
富山県 235
東京 6,445
東京の 約27分の1 のゆとり
有効求人倍率
1.46
富山県 1.46倍
東京 1.70倍
東京の 約86% 水準
平均年収(37歳)
502.0万円
富山県 502.0万
東京 684.2万
東京との差 −約182万円
家賃相場(60~79㎡)
5.8万円
富山県 5.8万
東京 13.4万
東京の 約2分の1 の負担

出典:面積:国土地理院「令和8年 全国都道府県市区町村別面積調(4月1日時点)」の公表値より小数点第一位を四捨五入/人口:総務省「人口推計(2024年10月1日現在)」の公表値を万人単位に換算し小数点第一位を四捨五入/人口密度:面積・人口の公表値より算出し小数点第一位を四捨五入/有効求人倍率:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年5月分)」/平均年収:厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」(男女計・37歳・諸手当を含む総支給額)/家賃相場:総務省「令和5年 住宅・土地統計調査」より60~79㎡の月平均値を算出(小数点第二位を四捨五入)

富山県の紹介・特徴

日本列島のほぼ中央、日本海側に位置する富山県は、三方を北アルプス立山連峰をはじめとする山々に囲まれ、北側には富山湾が深く入り込む、地形的なまとまりのある地域です。

人の手がほとんど入っていない天然林が広く残り、植生自然度は本州でも最も高い水準にあるとされるなど、自然の豊かさが際立っています。四季の移ろいも明瞭で、多種多様な動植物に触れられる環境があります。

また、立山連峰を源とする豊富で良質な水は、飲料用に加え、水力発電、農業用水、工業用水など幅広く活用されており、県民生活や産業活動を支える基盤の一つとなっています。

北陸新幹線の開業以降、東京から最短2時間程度でアクセスできるようになり、豊かな自然や食に恵まれた地域として関心を集めています。

富山県の
産業・仕事について

産業構造

産業大分類 企業数(社) 割合
卸売業、小売業 7,660 21.6%
建設業 4,844 13.7%
製造業 3,806 10.7%
生活関連サービス業、娯楽業 3,503 9.9%
宿泊業、飲食サービス業 3,457 9.8%
サービス業(他に分類されないもの) 3,142 8.9%
医療、福祉 2,546 7.2%
不動産業、物品賃貸業 1,806 5.1%
学術研究、専門・技術サービス業 1,613 4.6%
教育、学習支援業 962 2.7%
農林漁業 748 2.1%
運輸業、郵便業 580 1.6%
金融業、保険業 313 0.9%
情報通信業 277 0.8%
複合サービス事業 93 0.3%
電気・ガス・熱供給・水道業 43 0.1%
鉱業、採石業、砂利採取業 28 0.1%
合計 35,421 100.0%

出典:総務省・経済産業省「令和3年 経済センサス」

産業の特徴

富山県は、北陸三県の中でも工業の集積が進んだ県として知られています。伝統的な「富山の薬売り」に由来する医薬品関連の製造業をはじめ、化学、金属、機械、エレクトロニクスなど、多様な分野のメーカーや専門商社が地域産業を支えています。

産業別構成比をみると、第一次産業は全国平均並みである一方、第二次産業は36.8%と全国平均(25.7%)を大きく上回っています。反対に、第三次産業は62.2%で、全国平均(73.4%)を下回っており、製造業の比重が高い産業構造がうかがえます。

また、富山県の令和4年度の県内総生産(名目)は約4兆9千億円、一人当たり県民所得は334万7千円で全国9位と、比較的高い水準にあります。県の統計では、労働生産性の高い製造業の構成比が高いことが、その背景の一つとして示されています。

※参照:内閣府「県民経済計算(2022年度値)」、富山県「目でみる富山の統計」

有効求人倍率・平均年収

有効求人倍率
(厚生労働省
「一般職業紹介状況(令和8年5月分)」より)
1.46倍
平均年収(男女計)
(厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額)
32歳/451.1万円
37歳/502.0万円
42歳/514.2万円
47歳/536.0万円

富山県のライフスタイル

地価ランキングと家賃相場

順位 地区名 地価
(坪単価平均/円)
家賃相場
(60~79㎡/円)
1 富山市 237,824 57,613
2 高岡市 137,828 58,569
3 魚津市 130,611 48,212
4 砺波市 119,970 55,184
5 黒部市 108,347 55,903

出典:地価:国土交通省「令和8年 地価公示」より各地区全地点の平均値を算出/家賃相場:総務省「令和5年 住宅・土地統計調査」より算出

富山県での暮らし

富山県は、地震や台風の影響が比較的少なく、豪雪地帯ではあるものの、平野部には降雪の少ない地域もあります。市街地では融雪装置が整備され、冬の生活を支えています。令和6年の出火率は人口1万人当たり1.88で、34年連続全国最小です。物価や地価も比較的抑えられており、持ち家比率は74.9%、1住宅当たりの延べ面積は138.77平方メートル。住まいにゆとりを持ちやすい環境があります。海と山の幸に恵まれ、富山湾の新鮮な海産物を身近に味わえることも特徴です。

県内では自家用車通勤が一般的で、所要時間は平均30~50分程度です。1世帯当たりの乗用自家用車保有台数も多く、事業所に駐車場が整備されているケースも少なくありません。富山市ではLRT(次世代型路面電車)が運行され、富山駅~南富山間は日中3~5分間隔で結ばれています。

富山県と各市町村では、住宅取得や移住・定住を支援しています。富山市の「まちなか住宅取得支援事業」では、まちなか居住の要件を満たす場合、住宅ローン借入額の3%、上限50万円の補助を受けられます。富山県移住・定住促進サイト『くらしたい国、富山』には、移住に関する情報や各自治体の支援制度が掲載されています。

※参照:総務省消防庁「令和6年消防統計(火災統計)」、総務省「平成30年住宅・土地統計調査」、一般財団法人自動車検査登録情報協会「自家用乗用車の世帯普及台数」

富山県の子育て・教育について

幼稚園・保育所数

国公立 私立
幼稚園 7 17
幼保連携型認定こども園 12 125

出典:文部科学省「令和7年度 学校基本調査」

国公立 私立
保育所 96 44
保育所型認定こども園 1 9

出典:厚生労働省「令和6年 社会福祉施設等調査」

学校数

国公立 私立
小学校 171 1
中学校 74 1
高校(通信教育を含む) 39 10
大学 2 3

出典:文部科学省「令和7年度 学校基本調査」

富山県の子育て環境

富山県では、ほぼすべての市町村で保育園の待機児童がゼロとされ、延長保育や病児保育に対応する施設も多くあります。就学後も学童保育や児童クラブが整備されており、子どもの成長段階に応じて預け先を確保しやすい環境です。保育から就学後まで支援が続くため、仕事と子育てを両立しやすい体制が整っています。

教育面では、全国学力調査で上位に入る年が続き、高校進学率も全国的に高い水準にあります。小学校から高校まで、公立校を中心に安定した教育環境があり、難関大学への合格者を継続的に出す公立進学校もみられます。県内には富山大学をはじめ5つの大学がありますが、進学先として関西圏や首都圏を選ぶ人が6~8割を占め、多くが県外の大学へ進学しています。基礎学力の定着から進路指導まで切れ目なく支える体制があり、学校教育を重視する地域性もうかがえます。

支援面では、県内の各市町村で保育料の軽減、子ども医療費助成、不妊治療、ひとり親家庭、奨学金などに関する施策が用意され、移住者も利用できます。子ども医療費助成は、すべての自治体で所得制限なく実施されています。また、保育料についても、第2子または第3子の無償化に取り組む自治体があります。

※参照:富山県HP、厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ」、富山県『くらしたい国、富山』、富山県『子育てネッ!とやま』

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